こんにちは!今回は、難民支援の最前線で活躍する一人の女性、渡部カンコロンゴ清花(わたなべ・かんころんご・さやか)さんに注目していきます。
彼女はNPO法人「WELgee(ウェルジー)」の代表として、日本社会における難民の若者たちの「居場所」や「可能性」を広げるために、日々奮闘されています。
でも、そんな彼女の価値観や行動の源には、実はとてもユニークで深い家族の物語があるんです。
そして、よく検索されるキーワードのひとつに、
「渡部カンコロンゴ清花さんってハーフなの?」
という疑問もありますよね。今回はそのルーツの部分から、夫・子ども・両親・家庭環境に至るまで、まるっとご紹介します!
【1】渡部カンコロンゴ清花さんはハーフ?名前の由来とルーツを解説
まず最初に気になるこの話題からお答えしましょう。
渡部カンコロンゴ清花さんは、ハーフではありません。
日本人のご両親のもとに生まれ育った日本生まれ・日本育ちの日本人です。
ではなぜ、彼女の名前には「カンコロンゴ」という珍しい姓が付いているのか?
それは——彼女の結婚相手がアフリカ出身の男性だからです。
つまり、「カンコロンゴ」は結婚後に名乗っている夫の姓なんです。
これまでの日本でよく見られた「国際結婚=外国人が日本姓に変える」スタイルではなく、彼女自身が夫の姓を尊重して取り入れたスタイル。とても誠実で対等な関係性を感じさせますよね。
さらに、この名前を堂々と使い、難民支援という“国境を超える”仕事に身を置くその姿勢からも、名前が単なるラベルではなく、彼女の生き方そのものを体現していることが分かります。
【2】夫・カンコロンゴさん|アフリカ出身、心のパートナー
渡部さんの夫・カンコロンゴさんは、アフリカの某国出身。詳細な国名までは公にされていませんが、多くの文化や歴史を背負った背景を持つ方です。
彼はアメリカ留学の経験もあり、多文化的な感性と語学力を生かしてグローバルに活躍していたそう。
そんな彼と出会ったのは、国際的な人道支援や社会活動に関わる現場。二人は「異文化の理解」という共通の軸を持ち、自然に惹かれ合ったといいます。
渡部さんは、一時期、自分自身のキャリアや存在意義に迷い、“人生最大のトンネル”のような時期を過ごしていました。
その中で彼女が選んだのは、単に逃げるのではなく、「本当の自分と向き合う旅」。そしてその旅のパートナーが、夫・カンコロンゴさんだったのです。
「彼と一緒にいた時間が、自分の感情に向き合う扉を開いてくれた」
と語るほど、精神的な支えになっていたそう。
そんなジェスさん(ニックネーム)との間には、国籍も文化も超えた“対話”と“信頼”がベースにあります。
【3】長男の誕生と育児のリアル
2021年、渡部さんとカンコロンゴさんとの間に第一子(男の子)が誕生しました。
SNSやnoteでは、育児の様子が率直に綴られており、同じ親世代として思わず「分かる…!」と頷きたくなる投稿ばかりです。
たとえば、保育園での“登園しぶり”に悩む日々。子どもの心に寄り添いたい一方で、社会の一員として働く責任もある…。
この葛藤に向き合う彼女の言葉が、胸に刺さります。
「“行かせなきゃ”の焦りと、“あなたのままでいいよ”の気持ち。両方本気だからこそ、苦しい」
彼女の育児観は、支援活動と通底しています。「一人ひとりの違いを、そのまま受け止める」。これは難民の若者たちにも向けるまなざしと同じです。
【4】父の影響:退職後にNPOを立ち上げた行動派!
渡部さんの“社会課題への感度”は、まさに父親譲り。
彼女のお父様は、公務員として長年勤務したのち、退職後に不登校の子どもたちを支援するNPOを静岡県で立ち上げた方です。
その活動は本当に幅広く、障がいのある方、シングルマザー、自主保育に取り組む親たちなど、多様な人が出入りする場所をつくっていました。自宅兼事務所には、まるで小さな「社会の縮図」のような風景があったそうです。
「いろんな背景を持った人たちが、自然にそこにいて、自然に手を差し伸べていた。そんな家だった」
渡部さんが“多様性”を「学ぶもの」ではなく「体験するもの」として身につけた原点が、ここにあります。
【5】母の存在:語られないからこそ伝わる“土台のあたたかさ”
お母様については、あまり多くを語っていませんが、それだけに陰ながら支え続けた存在であったことが伺えます。
家の中にさまざまな人が集まる環境で、子育てと日常生活を両立するのは想像以上に大変なこと。
だからこそ、渡部さんの「誰かに居場所をつくる力」のルーツには、母親の包容力や忍耐強さがあるのでは…と思わずにいられません。
彼女の発信には、「家族=血縁ではなく、信頼と時間で育まれるもの」という哲学がにじんでいます。
【6】兄弟は?|公表はなし。ただし“家族的な絆”を育む達人
現時点で、渡部さんに兄弟姉妹がいるという情報は公開されていません。
ですが、彼女の周囲には常に“家族のような関係”が築かれています。
難民の若者たち、同僚たち、NPOの仲間たち…どの関係にも共通しているのは、“見守る視線”と“信じる姿勢”。
彼女にとって「兄弟姉妹」という関係性は、血のつながりではなく、「心の距離」で生まれるものなのかもしれませんね。
【7】まとめ:家族とは、形式ではなく“関係性”のこと
渡部カンコロンゴ清花さんの家族構成を振り返ると、こんなキーワードが浮かび上がってきます。
- 多文化
- 支え合い
- 対話
- 信頼
- 違いを楽しむ
彼女は「血縁」や「国籍」といった枠組みに縛られず、本当の意味で“家族”を築いているのです。
そして、その姿は多くの人にとって、これからの社会の“希望のかたち”ではないでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
もし「もっと知りたい!」という声があれば、今後は彼女の活動の舞台裏や、育児とNPO運営のリアルについても掘り下げていきたいと思います。
続きを読みたい方は、ぜひコメントで教えてくださいね!
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