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高見千咲は何した?SNS不適切投稿の内容は?

今回は、兵庫県姫路市議会の高見千咲(たかみ・ちさき)市議によるSNS投稿が大問題に発展し、最終的には議会から「辞職勧告」まで出されるという異例の展開を見せた一件を取り上げます。

SNS時代における発言の影響力、そして政治家としての責任とは何か。
一連の流れを、できるだけ分かりやすく、ポイントを押さえて解説していきます!

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目次

問題の発端:高見市議の「爆弾投稿」

ことの発端は、2025年1月20日。
高見千咲市議が自身のX(旧Twitter)にて、ある意味“爆弾発言”とも言える投稿を行ったところから始まります。

その内容とは…

「兵庫県警の内部では、知事選において特定候補(斎藤知事ではない)の応援をするよう通達されていたと聞いた」

というもの。

かなりセンシティブな内容ですよね。
要するに「警察が選挙で特定候補を支持するように動いていた」と読み取れる投稿。これは、公務員の政治的中立を揺るがす話であり、かなり深刻です。

しかもこの投稿、X上で約23万回閲覧され、370件以上リポストされるなど、ちょっとしたバズ状態に。
拡散力のあるポジションにいる議員の言葉としては、かなり影響力の大きい発言です。


県警が即座に反応 → 投稿は削除せず

当然ながら、黙っていなかったのが兵庫県警。

「事実無根」「政治的中立性を揺るがすもの」として、高見市議に投稿の削除を求めました。
しかし、高見市議はこれに応じず、投稿は削除されることなくそのまま残されました。

このあたりで、事態が一気に“政治倫理”の問題へとシフトしていきます。
単なる個人の憶測や噂話を公人として投稿することの是非が、強く問われることになったのです。


姫路市議会が動く:政治倫理審査会の設置へ

問題の投稿から1ヶ月足らずの2025年2月17日。
姫路市議会は、この件について政治倫理審査会を設置することを決定。

この審査会は市議会内の全8会派から各1名ずつ、計8人で構成され、「高見市議の行為は市の政治倫理条例に反していないか」を審査する場です。

ただ、ここでも少し波紋が。

高見市議は、体調不良を理由に審査会への出席を辞退。代わりに文書による意見書を提出しました。

意見書では、

「私の投稿が“著しく品位を損なう発言”に該当するのかどうか、認識に齟齬があるのではないか」

といった趣旨の説明を展開。
あくまで「信頼できる筋から聞いた話」であり、自身の行為が“倫理違反”とは思っていないようです。


そして辞職勧告へ:市議会の決断

審査の結果は厳しいものでした。

2025年3月7日、政治倫理審査会は「高見市議の投稿は、市の政治倫理条例に違反する」と結論づけ、辞職勧告が相当であるという報告書を議長に提出。
それを受け、市議会本会議では辞職勧告決議案が全会一致で可決されました。

これ、かなり異例です。全会一致、つまりどの政党も擁護に回らなかったということ。
それだけ、市議会全体としても「看過できない」と判断されたということですね。


それでも辞職せず。高見市議の主張とは?

辞職勧告を受けても、高見市議は議員の座を降りる気配はありません。

「投稿は警察関係者から聞いた情報で、信ぴょう性があると判断した。倫理条例違反との報告にも納得していない」

という立場を崩していません。

ちなみにこのタイミングで、自民党会派にも離党届を提出し、既に離党が認められています。
つまり、現在は“無所属議員”として活動継続中です。

さらに体調不良を理由に議会を欠席していたものの、2025年6月には出席予定との報道もあり、再び議会の場に姿を見せることになりそうです。


最後に:SNS時代の政治家に求められるものとは?

今回の一件は、地方議員といえどもSNSを通じた情報発信が大きな影響を及ぼすことを如実に示した事例です。

「自由な発言」と「責任ある発言」は違う。
政治家として公の立場にある者が、確認されていない情報を発信することの危険性を改めて考えさせられました。

今後も高見市議がどのようなスタンスで議員活動を続けていくのか、そして市議会側がどんな対応を取っていくのか。注目していきたいと思います。

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