2025年の「大阪・関西万博」、いよいよ近づいてきたとはいえ、街中で話題になってるかっていうと…正直、そんなに聞こえてこないんですよね。
「え、いつやるん?知らんかった」
「行く理由が思いつかん…」
「そもそも万博って何がおもろいん?」
…なんて声、ちらほらどころかゴロゴロ出てきます。
でもそれ、冷めてるんじゃなくて“わかってないだけ”って部分もある。
とはいえ、現時点で盛り上がってないのには、ちゃんとした理由があるんです。
ここでは、その「盛り上がらない理由」を正直ベースでガチ深掘りしていきます!
【1】テーマが抽象的すぎてピンとこない
2025年大阪万博のテーマは、
「いのち輝く未来社会のデザイン」
……はい、なんかカッコいい。けど、正直**「それってどういうこと?」**ってなりませんか?
たとえば「宇宙万博!」とか「世界のグルメ大集合!」みたいに、直感でワクワクするテーマじゃない。
実際に「何が展示されるの?」「行って何ができるの?」が、現時点ではほとんど伝わってこないんです。
SDGs、再生医療、AI、ウェルビーイング…って言葉はカッコいいけど、それを一般人の目線に落とし込んでくれないと、盛り上がりようがない。
しかも、このテーマは“未来の社会システム”がメインなので、ビジュアルでも想像しにくい…。
わかりやすさって、やっぱり大事です!
【2】夢洲(ゆめしま)のアクセス&現地の雰囲気が微妙
開催地である**夢洲(ゆめしま)**は、大阪湾にある人工島。
現在は万博会場の工事が進んでいますが、まだまだ“工事現場感”が強いんですよ。
SNSで「夢洲行ってみた」レポを見ても、土と鉄骨とクレーンばかり。未来感ゼロ。
そして何より大きいのが、アクセスの悪さ。
現時点では:
- 地下鉄中央線が延伸予定(でも開通はギリギリ)
- 自家用車でのアクセスも道が限られていて不便
- 渋滞の懸念もかなりある
「え、そんなんで本当に人来るの?」って不安になるのも仕方ない。
会場に行くだけでヘトヘトになりそうだと、そりゃテンションも下がりますよね…。
【3】チケットの価格と内容が釣り合うのか不透明
2025年開催の万博、チケット価格もすでに発表されています。
- 大人の前売り券:約6,000円前後
- 当日券になるともう少し上がる可能性アリ
- 家族で行くと2万円超えもざら
これ、テーマパーク並ですよね。
それに見合う“体験価値”が提供されるなら納得だけど、まだ中身がわかっていない状態だと「高いだけ」に感じてしまうのが本音。
現状では「どんな展示があるの?」「子どもが楽しめる?」「何時間くらい滞在できる?」という情報が断片的で、お金を払う決め手がない。
また、「通期パス」「地域割引」なども出てきてはいますが、情報が届いていない層が多く、浸透していない印象。
コスパが見えない=人は動かない。
これ、イベントではめちゃくちゃ重要なポイントですよね。
【4】そもそも「万博」という言葉に馴染みがない
ここが最大の問題かもしれません。
特にZ世代(10代〜20代後半)にとって、「万博」という言葉はほぼ未知。
「愛・地球博(2005年)」を覚えている人も少なく、ましてや1970年の大阪万博なんて**“教科書で見たことある”レベル。**
ディズニーやUSJ、コミケや音楽フェスには熱狂的に反応するのに、**万博って何が楽しいの?誰が行くの?**という空気がある。
しかも万博って、国と国の交流とか、社会システムとか、ちょっと“お堅い”イメージがあるんですよね。
その時点で、若者の「行ってみたい!」という感情が湧きにくいのは当然かもしれません。
“万博は楽しいものだ”という認知が圧倒的に足りていない。
ここをどう突破していくかが、今後の最大のカギになりそうです。
【5】プロモーションがまだ弱い&情報の出し方が下手
これはブロガー目線でもめちゃくちゃ思うところですが、大阪万博って“発信下手”なんですよ…!
もちろん公式サイトやSNSはあります。YouTubeにも動画がある。
でも、正直どれも「ワクワク感」が足りない。
テーマは崇高で真面目すぎて、気軽に「ちょっと行ってみよかな」と思わせる力が弱いんです。
しかも情報が細切れで、「結局何があるの?」「どう楽しむの?」っていうのが全然伝わってこない。
「イベント=体験の可視化」が必要なのに、それができていない。
見て楽しい、聞いてワクワクする、“視覚と感情”に訴える発信が不足しているのが、現状の一番の課題かもしれません。
【まとめ】盛り上がらない理由は明確。でも“これから”次第で一変する可能性アリ!
ここまでをまとめると…
◆大阪万博がいまいち盛り上がらない理由
- テーマが抽象的で何ができるのか見えにくい
- 開催地(夢洲)のアクセスや雰囲気が弱い
- チケットの価格と体験内容が釣り合うのか不明
- 「万博」というイベントそのものに馴染みがない
- プロモーションが弱く、“楽しさ”が伝わってこない
でも逆に言えば、このどれか一つでも突破できれば、流れは変わるはず!
たとえば:
- SNS映えする未来的パビリオンの映像が拡散される
- 超人気キャラクターやアーティストとのコラボが発表される
- 「行かなきゃ損!」って感じる“体験の目玉”が出てくる
こんなトリガーがあれば、今の“微妙な空気”が一気に熱気に変わる可能性もあります。
万博はまだ“始まっていない”イベント。
むしろ今が「育てる」段階なのかもしれません。
それでは、また次回も“万博のリアル”を語る記事でお会いしましょう!






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