中居正広:タレントU氏は誰？松本人志説は本当？実名の特定は？

今回は、引退を発表した元SMAPの中居正広さんを巡るスキャンダルの中でも、とりわけ世間の注目を集めている「スイートルーム飲み会」について掘り下げてみたいと思います。

その中で特に話題になっているのが、「タレントU氏」という謎の人物。

名前は伏せられているものの、あまりに不自然な匿名性に、ネットで噂が飛び交っています。

今回はその噂の真相を探りつつ、問題の飲み会の背景や時系列、そしてタレントU氏の正体について考察していきます。

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◆ 問題のスイートルーム飲み会とは？──“豪華すぎる密会”が生んだ疑惑

まず、この騒動のきっかけとなったのは、2021年12月に行われた都内の高級外資系ホテルのスイートルームでの飲み会です。
この会には、中居正広氏、フジテレビ幹部のB氏、そして謎のタレントU氏、さらに当時の女性アナウンサー4人が参加していたとされます。

この飲み会、当時の空気を思い出すとかなり異様なんです。というのも、2021年12月といえば、ちょうど新型コロナウイルスの第8波の真っただ中。
都内では飲み会や大人数の会食は控えるよう要請されており、多くの人が自粛生活を送っていた時期です。

そんな中、経費で約38万円もかけて行われたスイートルーム飲み会。
しかも飲み会の途中でスタッフが退出し、最終的に残ったのは、男性2人（中居氏とU氏）、女性アナ2人という組み合わせ。この構図が“計画的”だったのでは？という疑惑を生んでいます。

第三者委員会の報告書では、この場で中居氏が女性アナに対してセクシャルハラスメントに該当する行動を取ったと明言されています。

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タレントU氏の正体は？なぜ“松本人志”の名前が浮上したのか？

そしてネットを中心に「このU氏って誰？」と話題になったわけですが、ここで出てきたのが松本人志さんの名前です。

では、なぜ「松本さん」が疑われているのか？その理由を整理してみましょう。

1. 活動休止の時期が中居氏とほぼ同時期だった

松本人志さんは、2024年1月に文春で性加害疑惑を報じられ、活動休止を発表。
中居正広さんの引退発表も同じ1月。このタイミングの一致が「関連があるのでは？」という憶測を生みました。

2. “ホテルの個室での飲み会”というシチュエーションが似ていた

松本さんの報道内容も、ホテルの個室、女性タレント、飲み会…といったワードが並んでいたため、イメージ的に重なってしまったのも理由のひとつ。

3. 名前が伏せられていることへの不信感

報告書では中居正広さんはフルネームで明記されているにもかかわらず、「U氏」だけはイニシャル。
この“露骨な伏せ方”に対して、SNSでは「有名すぎて出せないんじゃないの？」という疑念が広がっています。

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◆ でも、松本人志説には決定的な証拠がない…

ただし、今のところ「タレントU氏＝松本人志」だとする決定的な証拠は見つかっていません。
この飲み会の主催者はあくまでフジテレビ幹部のB氏とされており、U氏は“きっかけ”を与えた側という立場。

さらに報告書によれば、U氏は「最近飲みに行けていない」とB氏に漏らしており、その場でスイートルーム開催を提案したのもU氏だったと記されています。

この関係性から見ても、松本さんがそのような関係をフジテレビの幹部と築いていたという話は聞こえてこず、実際には別の男性タレントの可能性が高いというのが現時点での有力な見方です。

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◆ “コロナ禍”という時代背景がもたらす批判の声

この騒動がより炎上している理由のひとつが、「時代背景」です。

前述した通り、問題の飲み会はコロナ禍の真っ只中。多くの人が外出を自粛し、企業もリモートワークを推進、飲み会などはオンライン開催が一般的になっていた時期です。

そんな中、メディアの中枢にいる人たちがスイートルームで豪華な飲み会を開催し、それを会社の経費で落としていたという事実。
これには多くの人が「信じられない」「私たちは何のために自粛していたの？」と怒りの声をあげるのも当然です。

実際、X（旧Twitter）では…

「コロナで外食も控えてたのに、テレビ局はスイートルームでパーティーかよ」
「中居さん、手越に説教してたのにブーメランじゃん」

…といった投稿が多数上がっています。

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◆ 中居正広氏の“ブーメラン発言”も再注目される

ちなみに、この件で再び注目されているのが、中居さんの過去の発言。

2020年、ジャニーズを退所した手越祐也さんがコロナ禍に会食していたと報道された際、中居さんは『ワイドナショー』でこの件に触れ、

「会社と個人の溝があった。ルールを破ったことは反省すべき」
「炎は誰にも消せない」

と、やや批判的なコメントをしていました。

その中居さん自身が、コロナ禍での飲み会を主導していた（あるいは参加していた）というのは、完全にブーメラン。
SNSでも「自分にも炎が返ってきたじゃん」という皮肉な声が多数上がっています。

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まとめ：U氏の正体は依然ナゾ…でも業界の“構造的問題”が露呈した事件

結局、「タレントU氏＝松本人志」説は今のところ信ぴょう性に欠けるというのが現実です。

とはいえ、この一連の騒動から見えてくるのは、芸能界に残る古い体質や、メディアとタレントの癒着、そして“世間とのズレ”。

飲み会が悪いとは言いません。でもそれを**「経費で落として」「自粛期間中に」「女性アナを巻き込んで」**行うとなれば、当然世間の目は厳しくなるし、許されるべきではない。

U氏が誰なのかに注目が集まりがちですが、それ以上に**「こういう場が普通に用意されてしまう芸能界の体質」**こそ、いま一番見直されるべきなのかもしれません。

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