こんにちは、今回はSBIホールディングス会長 兼 社長の北尾吉孝（きたお・よしたか）さんの「家族構成」についてガッツリ掘り下げていきます！
金融界で知らない人はいないほどのカリスマ経営者・北尾氏。その成功の裏には、華麗なる家族の存在がありました。結婚相手はどんな人？子供は？ご両親や兄弟まで、ひとつひとつ丁寧にご紹介していきます！
■結婚相手：佐川恵理さんとはどんな人？
北尾吉孝さんの結婚相手は、佐川恵理（さがわ・えり）さんという女性。旧姓は佐川で、関西の名家として知られる佐川家のご出身です。
北尾さんはあまりプライベートを表に出さない方なので、恵理さんのプロフィール情報は多くは出てきませんが、それでも一部のビジネス関係者の間では“知る人ぞ知る賢夫人”として名が挙がる存在です。
何よりも印象的なのが、北尾さんがよく語る「人生における軸は“信仰”と“家族”」という哲学。この思想を支えているのが、まさにこの恵理夫人なのです。経営者の妻という重責を担いながら、夫を精神的に支え、家庭を守ってきた存在と言えるでしょう。
噂では、彼女も読書家であり、夫婦で古典を愛読することもあるのだとか。北尾氏は“論語”や“孟子”に造詣が深いことで有名ですが、こういった知的な交流が家庭内で交わされていると思うと、なんとも文化レベルの高いご家庭ですよね。
■子供について：情報非公開の理由とは？
さて、気になるのが「北尾吉孝さんにお子さんはいるの？」という点。
結論から言えば、北尾さんの子供に関する情報は一切といっていいほど公には出てきません。これは意図的なものである可能性が高いです。実際、彼のような超一流の経営者ともなれば、子供の情報が漏れると何かと騒がれてしまうリスクがあります。
ネット上でも「息子がSBIに入社している？」「娘が海外で学んでいる？」といった噂はあるものの、いずれも確たる証拠はなく、信憑性には乏しいものばかり。
ただ、もしお子さんがいらっしゃるとすれば、北尾家という“血統”から見ても、将来的に金融や経済、もしくは文化・教育の分野で活躍する可能性は十分にありそうです。
北尾さんは「家訓」を重視するタイプでもあるので、子供に対しても厳しくも温かい教育を施してきたのではないでしょうか。
■父親：北尾精造さんの“国際派”人生がすごい！
北尾吉孝さんの父・北尾精造（せいぞう）さんは、いわば戦後日本のグローバルビジネスマンの先駆けのような存在でした。
1916年生まれで、野村合名会社（現在の野村證券）に入社後、主に貿易や海外関係の部署で活躍。特に印象的なのは、戦後間もなくの混乱期においても果敢に海外とのビジネスを推進し、1956年には自身が社長を務める「北尾書籍貿易」を設立したこと。
この会社は、洋書の輸入を主な業務としており、日本の学術界や教育機関に多大な貢献を果たしました。まさに“知の流通”を支えた存在ですね。
北尾吉孝さんが若い頃から英語や古典、中国哲学に親しんでいたのも、この父・精造さんの影響が非常に大きいと考えられます。
■母親：浅川美津子さんは“経済界の令嬢”だった
北尾さんの母・浅川美津子（あさかわ・みつこ）さんも、非常に興味深い人物です。
実は彼女、かつて東洋綿花（現・トーメン→豊田通商）の社長を務めた浅山伊三郎氏の五女なんです。つまり、商社・財界の名門の家柄というわけですね。
美津子さんは厳格ながらも品のある教育方針を持ち、幼少期の北尾少年に対しては「“知”だけでなく“徳”を重んじる人間になってほしい」と願っていたそうです。家の中では、論語や仏教の教えが日常会話の中に溶け込んでいたと語られています。
また、北尾さんがのちに敬虔な仏教徒・神道信仰者となり、企業経営においても“道徳経営”を掲げるようになる背景には、間違いなくこの母・美津子さんの影響があったと思われます。
■兄：北尾益久さんもまた“金融エリート”
北尾吉孝さんには、実は兄が一人います。それが、北尾益久（ますひさ）さん。
1949年生まれで、北尾吉孝さんよりも5歳年上。大学卒業後は三井信託銀行（現・三井住友信託銀行）に入社。そこから金融畑を着実に歩み、DTS株式会社取締役、中央三井信託銀行常務執行役員などを歴任してきた“超金融エリート”です。
兄弟そろって金融の世界で頂点を極めているというのは、なかなか珍しいですよね。そして、さらに注目すべきは北尾益久さんの家庭環境。
妻は戸島志郎氏の長女・戸島恵理子さん。二人の間には三人の子供がいます。
- 長男・北尾昌大さん（1977年生まれ）
- 次男・北尾泰大さん（1983年生まれ）
- 長女・北尾多恵子さん
現時点でこの子供たちがどんな職業についているかは明らかにされていませんが、少なくとも教育熱心な家庭で育ったことは間違いなく、いずれも有力な企業や学術の道に進んでいる可能性は高そうです。
■北尾家は“家系”からしてすごい
北尾家のルーツをさらに遡ると、江戸時代の儒学者・北尾墨香（ぼっこう）を祖とする、学問を重んじる家系であることがわかります。
さらに、祖父・北尾清七氏は大阪朝日新聞の有力販売店・北尾新聞舗を経営しており、大阪における情報流通の要でもありました。新聞販売業といえど侮ることなかれ。当時は新聞販売店の経営者は地域の文化人・実業家として尊敬を集めていた存在です。
このようにして「商才」「学識」「道徳」を兼ね備えた家系の中で、北尾吉孝さんは育っていきました。
■まとめ：やはり“環境”が人をつくる
北尾吉孝さんの人物像を深掘りしていくと、「本人の才能や努力」だけでなく、「家庭環境」や「家系的な価値観」こそが、現在の彼を形づくっている大きな要因だと感じさせられます。
彼が語る「企業経営は公益でなければならない」「利益は結果にすぎない」といった思想は、まさに父母や祖父母から受け継がれてきた“家訓”のようなものなのかもしれません。
そしてその背後には、何よりも“家族の絆”がある――。そんな気がしてなりません。
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