今回は、東京都八王子市で長年愛されている「きぬた歯科」が直面した“信じられない口コミ事件”について、詳しく掘り下げてご紹介します。
口コミの裏に隠れていたのは、なんと“同業の歯科医師”による嫉妬と悪意。そしてそこから見えてくるのは、医療業界の競争の厳しさとネット社会の怖さでした――。
そして本記事では、この騒動の中心にいたきぬた歯科の医院長・羅田泰和(らでん・やすかず)さんについても詳しく取り上げていきます!
【注目】きぬた歯科・羅田泰和さんのプロフィール
まずは、今回の主役ともいえる人物、羅田泰和さんについて知っておきましょう。
■ 名前
羅田 泰和(らでん やすかず)
■ 生年月日
1971年5月16日生まれ
2025年現在、53歳になります。
■ 出身
東京都
■ 学歴
日本大学歯学部を卒業後、臨床経験を積んでから東京都八王子市に「きぬた歯科」を開業。
その後30年以上にわたり、地元に根差した歯科医療を提供してきました。
■ 専門
インプラント治療・歯周病治療を中心に、最先端の歯科技術を導入しながらも「痛くない・怖くない・相談しやすい」をモットーとする地域密着型の医療を展開。
特にインプラントに関しては年間約1,000件以上という驚異的な実績を持ち、都内でもトップクラスの施術数を誇っています。
■ その他の特徴
- テレビCMや高速道路の看板などで積極的に広報活動を行い、知名度は全国区。
- 「きぬた歯科=インプラントの名医」というイメージは、地道な努力と実績の積み重ねによるもの。
- 診療は朝7時から夜9時までと驚くほどのハードワーク。
とにかく“患者ファースト”の姿勢を貫き続けている、情熱あふれる歯科医師なのです。
【事件の発端】Google口コミに突如現れた“誹謗中傷”
2024年8月、Google上に突如として以下のような口コミが投稿されます。
「抜かなくていい歯までインプラントを勧められる始末!! お金のために歯を抜いて、インプラントをする、そんなお金もうけだけを考えた典型的な歯医者」
この口コミは瞬く間に広がり、患者さんからの不安の声が続出。
「本当に無理やり歯を抜かれるの?」「金儲け主義って本当?」といった問い合わせが医院に殺到。
実際に足を運んだ患者さんには誤解を解けても、ネットの口コミだけを見て離れていった方もいた可能性があり、羅田院長にとっても看過できない問題に。
【闘いの記録】Googleへの通報から情報開示請求まで
最初は削除依頼という形で穏便に進めようとした羅田院長ですが、Google側は「違反ではない」と判断し、該当口コミを削除せず。
そこでやむなく、裁判所を通じての情報開示請求に踏み切ります。
この手続きには、約8か月もの時間と、30万円以上の費用がかかることに。
ただ、それでも羅田院長は諦めませんでした。
「他の患者さんのためにも、事実無根の口コミには徹底的に対処すべき」との強い信念があったからです。
【驚きの事実】投稿者の正体は“歯科医師”だった!
そして2025年4月、ついに投稿者の正体が明らかになります。
なんと――都内のある歯科医院の院長。
しかも、三代続く老舗歯科医院の跡取りという人物だったのです。
面識はなく、直接のライバル関係もないように見えるこの人物。
にもかかわらず、「感情的になって書いてしまった」「羅田さんが有名すぎて…」と、嫉妬ともいえるような動機が露呈します。
【投稿の動機】「看板を見てイライラ」「成りすました」
羅田院長が電話で本人に確認したところ、最初はしどろもどろだったものの、次第に以下のような話を始めます。
- 「帰省帰りで渋滞中だった」
- 「子どもが泣いていてストレスがたまっていた」
- 「高速道路で“きぬた歯科”の看板を見てイライラした」
- 「つい成りすまして口コミを書いてしまった」
なんとも信じがたい理由ですが、本人も後に「誠に申し訳なかった」と謝罪メッセージを送ってきたとのこと。
ただ、謝って済む問題ではない――それが今回の深刻さです。
【今後の展開】刑事告訴&損害賠償請求を準備中
羅田院長は、今回の件について刑事告訴と損害賠償請求の両面で法的措置を進めている段階です。
損害は「患者の信頼」という目に見えない部分にまで及び、金銭で測れるものではありません。
さらに、
「このままにしておけば、同様のケースが繰り返されてしまう」
という危機感もあり、あえて公にする決断をしたのだそうです。
【羅田院長の提言】“口コミ社会”に必要な見直しとは
羅田院長は、ネット上の口コミが「完全匿名」で機能していることについても問題提起しています。
「来院した履歴や実際の体験がない人が、匿名で好き勝手書けるのはおかしい」
実名でのレビューや、位置情報と紐付けた履歴証明など、信ぴょう性を担保する新たな仕組みの必要性を訴えています。
【まとめ】ネットの闇と闘う“本気の歯医者”
今回の件は、単なる“口コミトラブル”という枠を超えた、医療界とネット社会の構造的な問題を浮き彫りにした事件でした。
そして何より、羅田泰和さんという“本気で患者に向き合い、悪意とは正面から闘う歯医者さん”の存在が、多くの人にとって心強いものになったのではないでしょうか。
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また、きぬた歯科のように、真摯に医療と向き合っている現場を守るためにも、私たち一人ひとりがネットの情報との向き合い方を見直していきたいですね。
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