8年間にわたってTBS夕方の顔を務めたホラン千秋さん。
2025年3月27日の放送をもって『Nスタ』を卒業し、その最終回ではライバル局を抑えて視聴率トップを獲得するという、まさに有終の美を飾りました。
スタッフ、視聴者、そして本人も感動に包まれた卒業劇……かと思いきや――その舞台裏では、想像を絶するトラブルが起きていたのです!
すべては3月11日の夜に起きた
それは運命の3月11日。
あの日、ホランさんは『Nスタ』の特別企画として、東日本大震災の被災地・宮城県山元町からの中継に臨んでいました。
いつも以上に気合いを入れ、心を込めたリポートを終え、夜遅くに東京のTBS局舎へと戻ってきたホランさん。
疲労困憊ながら、無事に一日を終えた安堵感。
しかし――その瞬間、彼女を待ち受けていたのは控室に潜んでいた”侵入者”との衝撃の遭遇だったのです!
控室にいたのは見知らぬ年配男性…ホラン絶句!
用意されていた控室に戻ると、そこにはまったく見覚えのない年配の男性が――。
思わず動きを止めたホランさん。
相手もホランさんに気づき、バツが悪そうにその場を後にする……。
関係者によれば、状況はまさに「鉢合わせ」。
ホランさんは驚きと恐怖で一瞬、身動きが取れなかったといいます。
「まさか、局内でこんなことが起きるなんて…」――現場には一時、緊張感が走りました。
侵入者の正体は…なんとTBSの社員だった!
後にわかったその男性の正体は、まさかのTBS局員。
しかも、60歳を過ぎた大ベテラン社員A氏で、かつては報道番組のプロデューサーも務めた、社内でも知られた存在だったのです。
彼はすでに定年退職していましたが、TBSに再雇用され、現在も報道関係の別番組に携わっているとのこと。
そんな彼が、なぜホランさんの控室に無断侵入していたのか――動機は謎のまま。
幸い、ホランさんに実害はなく、物品の盗難なども確認されていないとのことですが、局内では「またアイツか…」という空気が流れていたそうです。
A氏の正体は誰?名前の特定は?実は”前科アリ”!? 以前から問題行動を繰り返していたA氏
では、ホランさんの控室に侵入していたA氏とは、一体何者なのか?
彼は、かつてTBSの看板報道番組を手がけた実績を持つ、社歴の長い人物。
しかしその一方で、社内では「空気が読めない」「自己中心的」といった評価も根強かったそうです。
実はこのA氏、今回が初めての問題行動ではありません。
なんと、過去にはプロ野球日本代表で大人気のラーズ・ヌートバー選手がTBSを訪れた際、許可なくサインを強引に求め、局内で問題視されたことも。
「彼はちょっと…空気が読めないところがある」という声も局内から漏れ聞こえてきます。
現時点では犯罪性は低く、実名は報道されていない状況です。
そんな“要注意人物”がホランさんの卒業直前に問題を起こしてしまったわけですが――ここから先も驚きの展開が待っていました。
懲戒処分ナシ!? 背景にあった”特別な関係”
なんと、A氏に対する正式な懲戒処分は一切ナシ。
社内では「軽い注意だけで済まされた」という見方が支配的です。
なぜここまで甘い対応だったのか――?
それは、A氏がTBSホールディングスの阿部龍二郎社長と同期入社だったため、社内でも特別扱いされているという噂があるのです。
若手社員たちからは不満爆発。
「普通の社員なら即クビでしょ」「セキュリティどうなってるの?」と、局内には不信感が渦巻いているとか。
TBSとホラン側、それぞれのコメント
TBSはこの件について、「社員が立ち入った事実は認めるが、走って逃げた事実はない」と回答。
また、ホランさん側からは正式な抗議はなく、今後同様の事態が起きないようTBSと協議したとしています。
ホランさんの所属事務所も「驚きはしたが、特段の抗議はしていない」とコメントしており、双方とも“事態の鎮静化”を図ろうとしている様子。
とはいえ、内部で起きたこの一件は、局のガバナンスやセキュリティ意識の甘さを世間に晒す形となりました。
報道のTBS、試される信頼回復
「報道のTBS」としての看板を掲げる以上、こうした内部トラブルは致命傷にもなりかねません。
たとえ今回は表面上”穏便”に収めたとしても、視聴者や社会は厳しい目で見ています。
ホランさんが命がけで伝えた被災地の中継、その尊い想いがこのようなかたちで汚されないように――
TBSには、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう、徹底した再発防止策が求められます。
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