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コールドストーンの閉店理由はなぜ?歌が恥ずかしい・歌うな!の声が大きかった?

“歌うアイス屋さん”として一時代を築いた**「コールド・ストーン・クリーマリー」。日本に上陸してから約20年、そして2023年にオープンしたばかりの原宿店(渋谷区神宮前)が、なんと2025年4月28日をもって閉店**することが発表されました。

東京唯一の店舗がなくなるという衝撃ニュースに、「えっ、もう行けないの…?」とSNSでも嘆きの声が続々と上がっています。

この記事では、閉店の背景や店舗の魅力に加えて、特に気になる「なぜ閉店に至ったのか?」という理由を、深掘りしてお届けします。


「歌うアイス屋さん」として知られるコールド・ストーンの原点

コールド・ストーン・クリーマリーは1988年、アメリカ・アリゾナ州で誕生。マイナス9℃の石板“コールドストーン”の上で、注文ごとにアイスとフルーツやナッツをミックスするというユニークなスタイルで人気を集めました。

日本には2005年に初上陸し、アイスを作る店員が陽気に歌いながらサービスする“体験型スイーツショップ”として、若者やファミリー層を中心に話題に。まさに「エンタメ×スイーツ」の先駆け的存在でした。


東京の個性派ショップ「原宿店」の魅力

そんなコールド・ストーンの中でも、東京で唯一営業していたのが原宿店。2023年6月にオープンしたこのお店は、表参道から一本裏通りに入った場所にあるコンパクトな都市型店舗。

店構えには「コールド・ストーン・トーキョー」とカタカナで書かれたのれん、そして東京タワーなどが描かれたちょうちんをディスプレイするなど、「東京らしさ」を意識したデザインが目を引きました。

特にSNS映えを意識したフォトスポットとして、国内外の若者や観光客の間で人気スポットになっていたんですよね。


【深掘り】なぜ原宿店は閉店してしまうのか?その理由を考察!

公式には「閉店理由は非公開」とされていますが、私たちブロガーとしては、そこを深掘りせずにはいられません!ここでは、実際に考えられる要因をいくつか挙げていきます。


1. 歌われるのが恥ずかしい…“パフォーマンス文化”と日本人の距離感

一番注目したいのが、**“歌のパフォーマンス”が日本人にはややハードルが高かったのでは?**という点です。

「歌いながらアイスを作ってくれるって、楽しい!」という声ももちろんある一方で、SNSでは以前から「歌われるのがちょっと恥ずかしい…」「見てるこっちが緊張する」「無言で渡してくれた方が助かる…」というリアルな声も多数見受けられていました。

特に一人での来店やカップルでのデート中だと、「今から歌われるのかな…?」というドキドキ感が“楽しさ”ではなく“プレッシャー”として作用してしまう人も。

日本人の国民性として、「過剰なテンション」や「注目される演出」に対して控えめになりがちなのは事実。結果的に、“アイスを食べに来たのに、エンタメが主役になってしまう”というバランス感が、徐々に敬遠される理由になっていった可能性は高いでしょう。

さらに、コロナ禍を経て人との距離感が変化したことも追い打ちに。「歌う文化=密接な接客スタイル」に対して、以前ほどの期待感がなくなってしまったとも言えそうです。


2. 原宿という好立地ゆえの高コスト

原宿エリアは、言わずと知れた東京でもトップクラスの商業地。とくに表参道周辺は、テナント料も家賃も都内随一の高さを誇ります。

一方で、アイスクリームは季節性が強く、回転率も高くはない商品。天候や気温によって売上が大きく変動しやすく、固定費をまかないにくいビジネスでもあります。

つまり、場所が良すぎたがゆえに、継続的な黒字経営が難しかったのでは?という見方もできます。


3. コスパ重視の時代に合わなかった?

最近は、500円以下で買える高クオリティのコンビニスイーツが充実しており、“ちょっと贅沢”の基準が変わってきている印象です。

一方、コールド・ストーンのアイスは1つあたり700~800円という価格帯。これが「高い」と感じる人も増えたようで、頻繁に通うにはややハードルの高い存在に…。

「コールド・ストーンって、年に一回のご褒美アイスだよね」という声も見られるほど、日常使いから“特別な日スイーツ”にシフトしていたようです。


4. 外国人観光客の“戻りきらなさ”も影響?

インバウンド需要に大きく期待していた原宿店。しかし、コロナ禍以降、観光業は完全には元に戻っていないのが現状。特に円安や国際情勢の影響で、訪日観光客の動向も読みにくくなっています。

期待していたほどの集客が見込めなかったことも、閉店の要因の一つだった可能性があります。


現在の国内店舗は残りわずか1つに…

原宿店の閉店と同時期に、「佐野プレミアム・アウトレット店」(栃木)も5月6日に閉店。これで残るのは**「ジャズドリーム長島店」(三重県桑名市)**のみ。

日本全国に10店舗以上を構えていた時期もある中で、ここまでの縮小はかなりのインパクト。実質的には、日本市場からの“フェードアウト”とも見られそうです。


閉店記念キャンペーンも見逃せない!

とはいえ、最後の最後に嬉しいお知らせも。原宿店では閉店を惜しむファンのために、限定メニューを販売中

人気メニュー「ストロベリー ショートケーキ セレナーデ」にマンゴーなどを加えたスペシャルバージョン(780円)を、ワッフルボウル付きで提供中です。

さらに、この限定商品を購入すると、**閉店日まで使える「アイス半額チケット」**がもらえるというお得な特典も。


ありがとう、コールド・ストーン原宿店!

「歌ってくれるのがちょっと恥ずかしいけど、嬉しかった」「東京旅行の思い出のひとつだった」――そんな声に支えられ、原宿店は短いながらも濃密な存在感を放ってくれました。

閉店まで残りわずか。あの冷たいけど心温まるアイスクリーム体験、もう一度味わってみませんか?

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