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E-girlsの解散理由はなぜ?不仲説は本当?

2020年12月31日、E-girlsという名前が日本の音楽シーンから消えました。
約9年間、圧倒的なパフォーマンス力と華やかさで、J-POP界を牽引してきた彼女たち。そんなE-girlsがなぜ解散という道を選んだのか。その背景には、華やかな表舞台では見えなかった葛藤や転換期があったのかもしれません。

今回は、「E-girls解散の真相」について、公式発表だけでは読み取れない内側にも目を向けて深掘りしていきます。


目次

1. 公式発表に見る“前向きな解散”

まず前提として、E-girlsの解散は決してネガティブなものではありませんでした。少なくとも、表向きには。

公式サイトやイベントで発表された内容によると、メンバーそれぞれが「自分の夢や目標に向き合い始めた」ことがきっかけだったとのこと。実際に、

「意見がすれ違うこともありましたが、何度も話し合い、全員が納得した上で出した結論です」

というコメントが印象的でした。
これは、「やむを得ず」ではなく「話し合いの末に導かれた最善の答え」だった、という姿勢がはっきりと伝わってきます。


2. 個人活動へのシフトがもたらした“必然”

E-girlsの活動が活発だった頃と比べて、近年ではメンバーそれぞれがソロで活躍する姿が増えていました。

  • 石井杏奈 → 女優として映画・ドラマで活躍
  • 佐藤晴美 → ファッションモデルとして存在感を強める
  • 鷲尾伶菜 → ソロアーティストとして始動
  • 武部柚那 → 世界的プロデューサーのユニットへ加入

これらの動きから察するに、もはや“E-girlsとしての活動”がメンバーたちの中で必須ではなくなってきていたのは明らかです。それぞれが次のステージに向かって舵を切る中で、「このままグループを維持していく理由はあるのか?」という問いが、必然的に浮かび上がったのかもしれません。


3. 音楽業界の変化とE-girlsの“居場所”

時代は変わります。特に音楽業界の流れはここ数年で大きく様変わりしました。

K-POPのグローバル進出や、SNS発のアーティストの台頭、ストリーミング時代の到来…そんな中で、「大人数グループ×ガチパフォーマンス系」というE-girlsのスタイルは、徐々に主流から外れていった感も否めません。

クオリティは今でも抜群。ただ、それだけでは戦いづらいのが今の時代。
「自分たちの居場所はここにあるのか?」と葛藤する日々が、グループの将来について真剣に考えさせる要因になったのではないかと思います。


4. メンバーの卒業と“アイデンティティの揺れ”

E-girlsは、Dream・Happiness・Flowerなどの複数ユニットが合体してできた特殊なグループ。そのため、加入や卒業も頻繁に行われてきました。

特にDreamの活動終了や、主要メンバーの卒業が続いたことで、E-girlsが「誰のグループなのか」が曖昧になっていったのは否めません。
ファンの中でも「昔のE-girlsが好きだった」「今は別グループみたい」という声が増えていたのも事実。

リブートして11人体制になったのは、そんな混乱を整理しようとする意思表示でしたが、それも長くは続きませんでした。


5. コロナ禍が与えた最後のひと押し

2020年といえば、全世界が新型コロナウイルスの影響を受けた年。E-girlsも例外ではなく、ライブやイベントは軒並み中止。ファンとの接点が絶たれたことで、グループとしての活動意義がますます薄れてしまいました。

大人数での練習や移動もままならない状況の中、「今このタイミングでの解散」が最も自然な選択肢だったとも言えます。


6. “不仲説”は本当だったのか?

さて、ファンの間でずっと囁かれていた噂…それが「E-girlsって仲悪かったんじゃないの?」という不仲説です。
グループの入れ替わりが激しく、時折メンバー間に温度差が感じられる場面もあったため、この説は根強くささやかれてきました。

しかし、実際に表に出ているインタビューやSNSを見ている限り、露骨な対立や確執があったようには見えません。
むしろ、メンバー同士の「それぞれ違う夢があるからこそ、尊重したい」という姿勢が多く見受けられます。

ただし、「全員が常に一枚岩だったか?」と言われると、正直疑問も残ります。解散発表時にも「意見がすれ違った」という表現があったことから、方向性や活動スタイルにおいてぶつかることはあったはず。

ですが、それは“ケンカ別れ”というよりも、9年間続いた関係だからこその自然な摩擦。大人の判断として、それぞれの夢を尊重して円満に区切りをつけた――そんな印象が強いですね。


まとめ:E-girls解散は“物語の終わり”じゃない

E-girlsの解散には、複数の要因が複雑に絡み合っています。でも、どれも一貫しているのは「前向きな卒業」であるということ。
不仲説も含めて、多くの憶測が飛び交ったのも、彼女たちがそれだけ注目され、愛されていた証です。

この先、E-girlsという名前はなくなっても、彼女たちの魂やスピリットは、それぞれの場所で輝き続けていくでしょう。

ありがとう、E-girls。
それぞれの未来に、心からのエールを。

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