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大谷翔平:父親リスト入りはなぜ?父親リストって何?

MLBスターが選んだ“人生の大切な瞬間”とは

2025年4月18日(現地時間)、ロサンゼルス・ドジャースが発表したあるニュースが、大きな話題を呼びました。それは――
大谷翔平選手が「父親リスト(Paternity Leave List)」に登録されたというもの。

ついにその時が来たか…と、ファンの胸にもじんわりと温かい気持ちが広がっています。
今回のリスト入りは、妻・真美子さんの出産に立ち会うため。大谷選手が家族との時間を優先したこの決断に、多くの人々が祝福と共感の声を寄せています。


目次

【翔平パパ誕生間近? 妻・真美子さんとの歩み】

今回の“父親リスト入り”は、多くのファンにとって特別な意味を持つ出来事となりました。
というのも、大谷選手は2024年オフに突然の結婚発表をし、その後SNSで妻・真美子さんの妊娠を報告していたのです。

世界中のメディアがその投稿を取り上げ、トップニュースとして報道。お相手の真美子さんについては、あまり多くの情報が公開されていないものの、「大谷選手が選んだ人なら間違いない」と、ファンの間では祝福ムード一色でした。

そして迎えた今春。出産予定時期を見越して、大谷選手はプロとしての大舞台を一時離れ、“夫”として、“父”としての役割を果たすことを選びました。


【「父親リスト」とは? MLBならではの家族支援制度】

ここで少し、“父親リスト”について詳しくご紹介しましょう。

正式名称は「Paternity Leave List」。MLBと選手会との間で交わされた**労使協定(Collective Bargaining Agreement)**によって、2011年に導入された制度です。

このリストは、選手が自分の子どもが生まれるタイミング、または養子縁組の際に取得できる短期の育児休暇制度。期間は最短1日から最長3日までとなっていて、休暇中でも選手への給与は変わらず支払われます。

重要なのは、出産予定の48時間前から取得が可能という点。これにより、突然の出産にもしっかり対応できる柔軟な仕組みが整えられているんです。


【導入当初は“賛否両論”だった父親リスト】

いまやMLBでは当たり前になっている「父親リスト」ですが、実は導入当初はそれほど歓迎された制度ではありませんでした。

特に話題となったのが、2014年に起こったダニエル・マーフィー事件
当時ニューヨーク・メッツに所属していたマーフィー選手が、第一子の誕生に立ち会うために父親リストを利用すると、アメリカの一部メディアや評論家たちが「チームを置いて家族を優先するのか?」と激しく批判しました。

しかし、こうした時代錯誤な声に対し、多くのファンや現役選手が「家族を大切にするのは当然」「プロである前に人間だ」と反論。
この出来事をきっかけに、徐々に選手が堂々と家族の時間を取る風潮が広がっていきました。

今では、家族への時間を取ること=一流選手の新たな価値観の象徴とも言えるようになっています。


【日本人選手も続々と利用、変わりゆく価値観】

大谷選手だけでなく、これまでにも多くの日本人メジャーリーガーたちが父親リストを活用しています。

たとえば、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は、家族との時間を大切にする姿勢で知られ、複数回にわたって父親リストを利用。また、シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手も、妻である畠山愛理さんの出産時に同様の制度を使って話題となりました。

彼らの行動は、単に「家庭を大事にしている」というだけでなく、“プロのキャリアと私生活を両立させる”という新しい生き方を提示しています。


【SNSも祝福ムード一色、「翔平パパ」トレンド入り】

大谷選手の父親リスト入りが発表されるやいなや、SNSはたちまちお祝いモードに突入。「翔平パパ」「大谷さん育休」などのワードがトレンド入りし、世界中から祝福の声が寄せられました。

ファンのコメントの中には――
「家族を大切にする姿に感動した」
「最高の父親になる未来しか見えない」
「これが本物の“二刀流”だね(野球と子育て)」
といった、ほっこり&笑顔になれるメッセージもたくさん。

また、現地メディアの中には、用意されたベビー服や記念グッズの写真を掲載するなど、まるで“王子様の誕生”を待ちわびるかのような雰囲気さえ感じられます。


【グラウンドの外でも、“一流”を貫く大谷翔平】

今回の父親リスト入りは、大谷翔平という人間の“価値観”や“生き方”を垣間見せてくれる出来事でもあります。

連日活躍を続け、世界中の野球ファンから絶大な支持を集める彼が、自らのキャリアの中で「今、最も大切にすべきものは家族」と判断したこと。それは、彼が常に真摯に人生と向き合っている証とも言えるでしょう。

一時的にチームを離れることになっても、彼が戻ってくるときには、ひと回りもふた回りも大きくなった“父親としての大谷翔平”が見られるはずです。


【まとめ:スター選手の決断が、社会を変える力になる】

大谷選手が「父親リスト」を使ったというニュースは、単なるスポーツトピックではありません。
これは、トップアスリートが“家族を大切にすること”を公に選んだ瞬間であり、それが持つメッセージ性は計り知れません。

これからの時代、プロの世界でも、ビジネスの現場でも、「育児に参加する男性」の姿は当たり前になっていくはず。
そして、その象徴となるのが、誰よりも真面目に、誰よりも全力で人生を生きる男――大谷翔平なのかもしれません。

翔平パパ、心からおめでとうございます。
そして、無事なお子さんの誕生を、世界中が楽しみにしています。

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