パチンコの音、スロットのリールが回る映像、そして「キタキタキタ！」と興奮気味に叫ぶ女性の声。そんな動画を楽しみにしていた人も多かったはず。YouTube上で“わんわん”という名義で活動していた**古川若菜容疑者（29）**が、著作権法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
今回の記事では、古川容疑者のプロフィール、自宅情報、SNS活動の実態、そして事件の全貌について、ブロガー目線で深掘りしていきます。
■ 古川若菜容疑者のプロフィール──笑顔の裏に潜んだ“オンカジ沼”のリアル
まずは、逮捕された古川若菜容疑者の基本的なプロフィールから。
- 名前：古川 若菜（ふるかわ わかな）
- 年齢：29歳（1995〜1996年生まれと推定）
- 居住地：岡山県岡山市北区平田
- 職業：会社役員・YouTuber
- 使用アカウント名：わんわん
- 活動ジャンル：パチンコ・オンラインカジノ実況
彼女はYouTubeチャンネルで、国内外のギャンブル系コンテンツを配信し、多くの視聴者を集めていました。特に注目されていたのは、**海外オンラインカジノ「K8」**を使ったスロット動画。テンポよく編集された映像と、派手なリアクション、そしてリアルな金額のやり取りで、ギャンブルの“夢”を見せる存在だったのです。
ところがその裏には、違法性をはらんだ危険な綱渡りがあったのでした。
■ 「わんわん、可愛いじゃん！」と話題に──顔出し配信の魅力
事件発覚後、ネット上では意外にも**「可愛かったのに残念」「普通に推してた」「わんわん可愛い子やったやん」**という声が多く見られました。
特に注目されたのは、彼女の以下のようなポイント：
- 笑顔が印象的でリアクションが素直
- ギャンブル中のドキドキ感を素で表現
- 派手すぎずナチュラルな見た目で親しみやすい
- コメント欄での視聴者との“フレンドリー”な会話
たとえば、スロットの当たり演出が来たときの
「キタキタキタ！どうする！？出るよこれ絶対！」
というリアクションや、コロナ禍で始めたオンカジにハマる様子など、どこか“素人感”を残した彼女のリアルな表情が、男性だけでなく一部女性ファンの共感も呼んでいたようです。
■ 自宅住所は岡山県岡山市──のどかな住宅街からの転落劇
今回の逮捕によって明らかになったのが、古川容疑者の居住地。報道によると、岡山県岡山市北区平田に住んでいたとされています。
このエリアは、岡山駅からも比較的近く、郊外ながらも利便性の高い閑静な住宅地。近くにはショッピングモールや学校もあり、家族連れも多く住んでいる落ち着いた地域です。
そんな環境で暮らしながら、実際には海外オンラインカジノの映像を編集し、YouTubeに投稿していたというのは、なんともミスマッチでショッキング。ご近所の方々もまさか…と驚きを隠せなかったのではないでしょうか。
■ SNS活動の実態──YouTubeが主戦場、削除されたチャンネルと残る“爪痕”
彼女の主な活動拠点はYouTubeで、「わんわん」という名義で動画を投稿していました。チャンネル登録者数は約1万7,000人、総再生回数は800万回を超えていたというから、決して小さな存在ではありません。
主なコンテンツは以下の通り：
- 海外オンラインカジノのプレイ実況
- パチンコの実践動画
- 勝った時の“神回”編集
- オンカジ初心者向けトーク動画
事件後、メインチャンネルはすでに削除されているものの、サブチャンネルではいまだに一部動画が閲覧可能な状態になっているとの報道もあります。ネット上では「なぜ削除しないのか？」「証拠保全？」といった声も飛び交っており、いまだ謎が多い部分も残っています。
TwitterやInstagramなどの他SNSについては、本人と特定できるアカウントは確認されていないものの、裏アカ的な存在があるのでは？という噂も出ています。いずれにせよ、彼女のSNS発信はギャンブルと密接にリンクしていたのは間違いありません。
■ 事件の全貌──著作権違反と海外カジノとの黒い関係
事件の核心に迫ってみましょう。
古川容疑者が投稿したパチンコ実践動画の一部に、国内パチンコメーカー2社の遊技台画面が無断で使用されていたことが発端となりました。これを見たメーカー側の関係者が警察に通報し、捜査がスタート。
さらに掘り下げてみると、彼女は単なる“趣味の範囲”での配信ではなく、海外カジノ「K8」からの依頼を受けて動画を投稿していた可能性が浮上。これが、著作権法違反だけでなく、「賭博助長」や「宣伝依頼型の違法収益」の疑いにもつながっています。
さらに、共犯者として動画編集を担当していた成田拓真容疑者（名古屋市在住）と川原崎祐希容疑者も同時に逮捕され、3人で約670本以上の動画を投稿していたというから驚きです。動画は、あたかもオンラインカジノで“誰でも勝てる”かのような内容に編集されており、視聴者の中には実際にプレイに走った人もいたのでは…という懸念も。
■ オンカジ沼に沈んだYouTuberの“名言集”
動画内での古川容疑者の発言には、ギャンブル依存のリアルが滲み出ていました。
「500円ベットで5000ドル（約73万円）出したことある」
「1ヶ月で700万円負けたことない、私」
視聴者とのやりとりの中で、まるで“武勇伝”のように語る金額の上下。その感覚は、もはや普通の人には理解しがたい世界。
「オンカジ始めたのがコロナ禍くらいで、そこからズブズブにハマった」という告白も、オンラインでのギャンブルがいかに依存性が高いかを象徴するセリフでした。
■ 結論──視聴回数を追い求めた先にあった“人生の破綻”
視聴者にとっては娯楽でも、法律に違反すれば一気に“犯罪者”という烙印が押されてしまう。今回の件は、YouTubeというオープンなプラットフォームを使った情報発信が、いかに繊細で慎重さを求められるかを物語っています。
YouTuberとしての成功を夢見て、オンカジで一攫千金を狙って、人気者になった彼女が辿り着いたのは、著作権法違反という現実でした。
彼女のような事例が今後も起きないよう、配信者・視聴者の双方にとって“警鐘”となる事件だったのは間違いありません。
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