こんにちは、クルマ好き&企業ウォッチャーの筆者です。
今回ご紹介するのは、自動車業界のレジェンド企業・ホンダを支えるキーパーソン、青山真二(あおやま しんじ)副社長について。
名前は聞いたことあるけど、「具体的に何してる人?」「どんな経歴なの?」って思っている方、多いんじゃないでしょうか?
この記事では、彼のキャリアや役職の変遷、ホンダにおける役割、そして最近の取り組みまで、まるっとまとめてみました!
ホンダ青山真二のwiki経歴・学歴は?
まず基本情報から。
- 名前:青山 真二(あおやま しんじ)
- 生年月日:1963年12月25日(なんとクリスマス生まれ!)
- 出身地や学歴:詳細な情報は非公開。でも1986年にホンダへ入社してるので、大学卒業後すぐにキャリアをスタートしたと見て間違いなし!
彼の人生の大半はホンダと共にあると言っても過言ではありません。まさに「生粋のホンダマン」ですね。
■ キャリアの始まりとグローバル舞台での挑戦
ホンダに入社したのは1986年。
そこから彼のキャリアは、一言で言えば「世界をまたにかけたホンダの拡大と変革の歴史」とシンクロしています。
● インドでの武者修行(2007〜)
2007年、ホンダのインド現地法人「ホンダモーターサイクル&スクーターインディア(HMSI)」の取締役社長に就任します。
ここが青山氏のキャリアの大きな転機のひとつ。
インドって、二輪車市場がめちゃくちゃアツいんですよ。
特に中間層の台頭で“スクーター文化”がガンガン伸びてる最中、ホンダがどう存在感を示すか?って超大事なタイミングでした。
青山氏はそこで経営トップとして販売戦略、製造、品質管理などすべてに関わり、ホンダブランドをインド市場にガッツリ定着させたんです。
■ 二輪の総本山へ。そしてホンダの中心人物へ。
● 2013年、二輪事業本部長へ
帰国後は、ホンダ本社の二輪事業本部長に就任。
この役職、言ってしまえば「世界中のバイク事業の総指揮官」です。
販売だけじゃなく、製品開発、ブランド戦略、安全性や環境対応、すべての領域にわたる意思決定に関わります。
彼の指揮のもと、アジア、南米、アフリカなどの成長市場でホンダの二輪車が圧倒的シェアを獲得していったのは有名な話。
■ 北米本社での大抜擢。CEOとして辣腕を振るう!
● 2018〜2021年:アメリカホンダCEO時代
2018年には、ホンダにとって最重要マーケットの一つ、アメリカ本社(American Honda Motor Co., Inc.)の社長兼CEOに就任!
いや、これすごいことです。
北米って、ホンダの売上の中でもメチャクチャ比率が高い市場ですから、そこを任されるってのは「社長候補レベルの信頼」を得てる証。
アメリカでは、SUVブーム、EV化の波、安全基準の強化…課題も山積みでしたが、青山氏は冷静かつ大胆に改革を断行。
生産体制の効率化、EV・ハイブリッド戦略の強化など、次世代への基盤を築いた立役者でもあります。
■ そして副社長へ。ホンダの未来を担う男。
● 2023年〜現在:ホンダの“最高執行責任者”に
現在、青山氏は代表執行役副社長であり、ホンダの**最高執行責任者(COO)**でもあります。
ホンダの未来戦略を“実行”する側のトップに立っているわけです。
さらに肩書を見てみると…
- 渉外担当
- リスクマネジメントオフィサー
- 報酬委員会メンバー
などなど、企業経営における中枢機能もバッチリ押さえています。
■ EV戦略の最前線にも登場!
CES2024(ラスベガスの技術見本市)では、あのホンダの“EV革命”として注目された「0シリーズ」を世界初公開!
青山氏は三部敏宏社長と共に登壇し、ホンダの未来型EVのビジョンを世界に向けて語りました。
「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」や「操る喜び」をキーワードに、ホンダらしさを残しつつ、新しい電動時代のクルマをどう作るか。
その熱量は本当にすごかった!
■ 若者への熱いメッセージも
早稲田大学での特別講義では、「モビリティ業界の変革の面白さ」をテーマに、学生に向けてメッセージを発信。
「ホンダは単なる自動車会社じゃない。社会インフラに貢献する存在になる」
「技術で世界を変えたい、と思うなら、ホンダで挑戦してほしい」
そんな力強い言葉が印象的でした。
■ 締めくくり:ホンダの“未来”を任された男
青山真二副社長は、ただの経営者じゃありません。
世界を舞台に、文化も市場もまったく違う土地でリーダーとして成果を上げてきた“実行力の人”。
そして今、その彼がホンダのEV化・グローバル戦略・ブランド改革の中心にいる。
これはホンダの「変わらないために変わる」姿勢そのものを体現してるとも言えるでしょう。
ホンダがこれからどんな未来を描いていくのか。
そして、その中心で青山氏がどんな「新しい道」を切り開いてくれるのか、個人的にも超注目してます!

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